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支援事例

教育研修

中間管理職研修~メンタルケアと「適切な指導」で組織の要へ~

【業種・業界】
サービス業
【エリア】
新潟市
【企業規模】
51名~100名以下

事例概要

項目内容
支援サービス名部長・課長研修
開催回数全2回
対象者中間管理職8名

若手社員のメンタル不調と指導の難しさ。体制過渡期において中間管理職が抱えていた危機感

新潟市内にて専門性の高い業務を手掛ける事務所様。組織体制の変更という過渡期を迎える中で、現場を牽引する部長・課長陣(中間管理職)は以下のような課題や悩みを抱えていらっしゃいました。

  • 若手のメンタル不調・復職対応への不安:若手社員のメンタル不調による休職や退職が相次ぎ、管理職からは「不調の部下にどう声をかけてよいかわからない」「復職した部下にどう接するべきか戸惑う」という悩みが上がっていました。
  • 「優しさ」ゆえの指導難度とハラスメントへの過度な懸念:管理職の多くは温かな優しさを備える反面、ハラスメントを懸念して若手への注意や指導を躊躇する葛藤がありました。その結果、現場で解消されなかった若手社員の不満が、直接経営層へ上がってしまう状況が生じていました。
  • 経営層補佐としての役割と立ち位置の不明確さ:以前は代表が直接部長・課長と連携を取って現場に関わっていましたが、体制変更に伴い、管理職自身が「現場の要」として機能し、経営層を補佐する動きを取ることが急務となっていました。

こうした状況に対し、「まずは管理職のラインケア対応力を高めたい」「若手への指導も含め、中間管理職としての役割や経営補佐の姿勢をしっかりと伝えてほしい」というご要望を受け、本研修を実施いたしました。

単なる座学で終わらせない。現場の悩み解決と中間管理職の意識を育む実践型プログラム

研修の目的と狙い

本研修は、部長・課長陣を対象に全2回で実施。メンタルヘルスの基礎や復職対応といった急務の課題から、ハラスメントと適切な指導の違い、そして経営層を支える中間管理職としての役割再定義までを網羅的に学ぶ設計としました。

【1日目】ラインケアと復職対応を網羅的に学び、適切な指導を理解する

  • 性格や甘えではない「ラインケア」の基礎理解

メンタル不調は誰にでも起こり得るという前提に立ち、初期サインの見極め方や、判断を急がず「聞いてよいこと・いけないこと」を整理。ラインケアの本質は抱え込むことではなく「専門機関や人事へ適切につなぐこと」であると学びました。

  • 実践的な声掛けフレーズとロールプレイング演習

「励まし・決めつけ・正論」などのNG例を把握した上で、「事実+気づき+選択肢」を活用したOK例を演習。「少し元気がない部下への声掛け」をリアルに体感・フィードバックし合いました。

  • 復職支援の考え方と「3つの失敗パターン」の回避

復職を「再スタート」と捉え直し、職場復帰時に陥りがちな「腫れ物に触る対応」「元通りを求める対応」「他部下との不公平感」を避ける具体的なアプローチと業務配分の考え方を共有しました。

  • ハラスメントと「指導」の違い・ケーススタディ

感情的なハラスメントと、目的が明確で行動にフォーカスする「適切な指導」の違いを明確化。「若手社員の愚痴が止まらないケース」など現実的なシナリオを用い、「指導しないこともリスクになる」「優しさと遠慮は別物」という認識を深めました。

【2日目】中間管理職の役割を再定義し、経営層を補佐する動きを習得する

  • 中間管理職というポジションの再定義

経営層と現場の「板挟み」になる構造を解き明かし、板挟みだからこそ生まれる価値と「部下を守る・組織を整える・経営層を補佐する」という3つの役割を整理しました。

  • 経営層補佐としての具体的行動

現場の愚痴や不満をそのまま上げるのではなく、感情と事実を整理して経営層が判断できる材料を揃えて伝える方法を習得。現場で止められる課題は自ら止める姿勢を明確にしました。

「優しさと指導」の両立に向けて。受講生の意識変化と、組織の要として期待される姿 

【受講者の声】

  • 「これまで後輩の指導や退職に悩んでいましたが、研修でのケーススタディを通じ部下との関わり方を振り返る良い機会になりました。」
  • 「日頃の関わりにおいて、労い・感謝・承認をより意識的に発信していきたいと感じました。」
  • 「部下への問いかけ方やアンガーマネジメントなど、実務で即実践できる内容ばかりで、今後活用していきたいと思います。」

【講師所感】

8名の皆様は相手を尊重できる素晴らしいお人柄と土台をお持ちです。その温かさが時に指導の難しさにつながっていましたが、関わり方のコツを学んだことで「優しさと指導は両立できる」と気づいていただけました。今後は日頃の労いや承認をベースにしつつ、相手の成長のために伝えるべきことを言葉にし、経営層と現場をつなぐリーダーシップを発揮されることを期待しています。

従業員の「メンタルケア」や「管理職の指導力」にお悩みではありませんか?

「部下がメンタル不調になった際の手順や接し方がわからない」「ハラスメントを意識しすぎて、管理職が若手を指導できていない」「中間管理職が経営層と現場の間で機能していない」……。

こうした課題は、精神論や一般的なマナー研修だけでは解決しません。

弊社では、貴社の組織状況や体制変更のフェーズに合わせて、「ラインケアの体制構築」から「経営視点を持った中間管理職の育成」まで、課題に徹底的に寄り添ったカスタマイズ研修をご提案しています。現状の課題感をお聞かせいただくだけでも構いません。まずは一度、お気軽にご相談ください。

コンサルタント紹介

株式会社レイヤー・ミックス代表/キャリアコンサルタント

人材育成コンサルタント。採⽤⽀援会社にて新潟県内企業を中⼼に採⽤⽀援や社員育成⽀援を行う。⽀援企業数は延べ200社を超える。2023年より株式会社レイヤー・ミックスの代表取締役として、社内研修や⾵⼟改善提案まで幅広く対応。年間150件以上の企業内研修を企画・運営している。

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