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教育研修
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支援サービス名 | 中間管理職研修 |
| 開催回数 | 1回(半日) |
| 対象者 | 中間管理職 24名 |
今回のクライアント企業では、組織の中核を担う中間層に過度な業務が集中しており、「いかにして中間管理職の仕事を周囲へ分散させるか」が大きな課題となっていました。
担当コンサルタントによるヒアリングを進める中で見えてきたのは、管理職たちの「自分がやった方が早い」というマインドです。
経営陣としても「現状を変えるきっかけを作りたい」という考えから実施にいたりました。
本研修の特徴は、大きく分けて以下の3つです。
本研修は、単なる管理スキルの習得を目的とするのではなく、「プレイヤー視点からマネージャー視点への切り替え(マインドセット)」に特化したプログラムとして設計しました。以下の4つの狙いを軸に、意識変革のキックオフを目指しました。
2. 半日で「現状把握」から「現場実践」まで繋ぐ3ステップ
限られた時間の中で、知識のインプット(講義)とアウトプット(ワーク)を細かく連動させ、現場への持ち帰り効果を最大化する以下のステップで進行しました。
中間管理職に求められる「プレイヤー」と「マネージャー」の2つの役割を整理。実際の自身の業務を書き出し、「自分しかできない仕事」と「周囲へ渡せる仕事」に分類する棚卸しワークを行いました。
本研修の中核となる「マネージャーワーク」を実施。ワークを通じて「任せられない理由の正体」に直面させ、「任せる=単に仕事を渡すことではない」という本質を再定義しました。
仕事が溜まる背景を「個人の問題」で片付けるのではなく、組織の構造として捉え直しました。管理職自身が手放すべきものを明確にした上で、自部署の振り返りと今後のまとめを行い、現場実践への橋渡しをしました。
3. 「手出し禁止」でマネジメントの本質を体感する仕掛け
今回の研修で最も深い気づきを生んだのが、プログラム内の「マネージャーワーク」です。このグループワークでは、マネージャー役の手出しや指示命令をあえて一切禁止し、「問いかけや全体の整理」のみを許可するという厳しい制限を設けました。
優秀なプレイヤーほど「自分がやった方が早い」と手を出しがちですが、この制限により、常態化していたプレイヤーとしての動きから一歩引き、関わり方を見つめ直す構造を作りました。任せられない正体は部下の能力ではなく、自身の「関わり方」にあると気づかせ、マネージャー視点への切り替えを体感として促しました。


【担当講師からの所感】
受講者は素直で協調性が高く、組織への順応力に優れた方々でした。現在はプレイヤーの比重が高く、任せる成功体験や業務を構造で捉える視点はこれからの状態ですが、これは個人の能力ではなく環境によるものです。 今回の研修は「プレイヤーからマネージャーへ」の視点転換の良いきっかけとなりました。マネジメントの定着には単発で終わらせず、現場での「実践」と「振り返り」をセットで継続していくことが、今後の大きな変化へと繋がります。
【受講者の声】
研修後のアンケートでは、これまでの自身の働き方を振り返り、次の一歩を踏み出そうとする前向きな感想が多く寄せられました。
今回の「半日×1回」の研修は、受講者である管理職24名にとって、これまでのプレイヤーとしての働き方を疑い、「マネジメントを通じて成果を出す」という本質に気づくきっかけとなりました。
製造業における中間管理職の負担軽減と組織のエンパワーメントは、一朝一夕には成し遂げられません。今回のマインドセットをベースとし、今後は具体的な「仕事を任せるスキル(デリゲーション)」や「部下育成のコミュニケーション」へとステップアップしていくことで、より強固な組織基盤の構築が期待されます。

株式会社レイヤー・ミックス代表/キャリアコンサルタント
人材育成コンサルタント。採⽤⽀援会社にて新潟県内企業を中⼼に採⽤⽀援や社員育成⽀援を行う。⽀援企業数は延べ200社を超える。2023年より株式会社レイヤー・ミックスの代表取締役として、社内研修や⾵⼟改善提案まで幅広く対応。年間150件以上の企業内研修を企画・運営している。